家庭菜園2年目のkoutenmamaです。
庭も畑もない転勤族の我が家。
賃貸ベランダで試行錯誤しながら野菜を栽培しています。
さて皆様は、ご自宅のベランダに、どう日光が当たっているか、把握されていますか?
私は、かなり思い違いをしていました!
失敗続きだった1年目。きっと日当たりを気にせずに闇雲に植えたせいです。
今回、改めて「日当たり」に注目して写真を見返してみると、ベランダの日当たりが非常に悪く、いかに特殊かがわかりました。
ご参考に、我が家のベランダの日当たりの変化をご紹介します。
(我が家のベランダは南向きです。方角が変われば、状況も変わってくると思いますので、その辺りはご了承ください。)
本当は日差しが照りつける畑で育てたい…..
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そもそも日当たりが悪いとどうなる?- 我が家の場合
生育がものすごく遅い
日当たりが悪いと、まず種の袋に記載されている、収穫までの目安の日数では育ちません。
以下、私が実際かかった日数です。(カッコ内は、種の袋に書いてあった収穫までの目安の日数)
目安の倍以上かかりました。
徒長
諦めていますが、私が種をまくと、ほぼ100%徒長します。
徒長とは?
窒素過多や日光不足などで茎などが、通常よりも長く伸びることをいいます。
サカタのタネ 便利な用語集より
もう、何の種まいてもヒョロヒョロです。
こうならないためにも、バッチリ日の当たるところに置いてあげたいものです。
四季で変化するベランダの日当たりの位置 – 南向きの場合
我が家のベランダのスペック
まず、我が家のベランダのスペックです。
この「手すり壁」というのは、ベランダの外側の手すりの部分が、格子(下の写真左)ではなく、壁になっているタイプ(写真右)です。
1階なので、プライバシー保護の観点からは、部屋の中が見えず優秀なのですが、日も風もさえぎるので、野菜にとっては成長の邪魔をする嫌なヤツです。
春夏が一番日当たりが悪い
春になると、暖かく、日も長くなり、ベランダも、さぞさんさんと日光が降り注ぐことだろう、と思っていました。家庭菜園を始めるまでは。
しかし。ベランダ菜園を始めてから知った驚愕の事実。
実際は、外とは全く逆のことが起こっていました。
夏至に近づくにつれ、どんどん狭くなる日向。太陽の位置が高くなり、光が真上から差し込むので、ベランダの端の方しか日が当たりません。
上の写真の右側、6月の写真の一番手前のプランターを見ていただくとわかると思います。夏野菜の成長時期に、プランター1つまともに日が当たらない状況だったのです。
手すり壁が邪魔をする秋冬
春夏とは逆に、秋冬になると太陽の高さが低くなり、光が室内にまで差し込んできます。
ベランダの手すりが格子タイプもしくは光を通すパネルタイプの物件にお住まいの皆様、おめでとうございます。家庭菜園のベストシーズン到来です!
しかし、我が家と同じ手すり壁タイプの皆様。今度は壁が光を遮ってきます。
部屋の中は日差しが差し込むのですが、ベランダは手すり壁の影になり、窓際のわずかなスペースしか日が当たりません。
壁さえなければ・・・。
今期の対策
実は転勤で引っ越しまして、現在、新しい部屋で、また1からベランダを観察しています(泣)
(今回は手すり壁の部分が、ガラスブロックで、これまたどれくらい日光を通すのか謎・・・)
とりあえず、去年の経験を踏まえ、今期、私が意識しているのはこの2点。
おそらく、春夏、ベランダの外側の方しか光が当たらないのは、同じかと思われます。(今のベランダは南西向き)
なので、陽性植物の夏野菜は、いろいろ植えたいのを我慢して、ピーマンとミニトマトに絞ります。
あとは、半陰性のハーブ類(パクチー、しそなど)と、夏の直射日光を当てると硬くなってしまうというベビーリーフを中心に育てたいと思います!
以上、南向きベランダの日当たりの話でした。(南向き以外は参考にならないかもしれませんが…)
ベランダで野菜がうまく育たないとお悩みの方、一度、ベランダの日当たりを観察してみるといいかもしれません。